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CO・OPやわらかワンタッチコアノン

原料を大釜で溶かしている様子

原料である回収した牛乳パックなどを、大釜で溶かしています

原料である回収した牛乳パックなどを、大釜で溶かしています

祝35周年。芯がないトイレットペーパー「コアノン」。無駄を減らす工夫を詰め込んで、自信を持って作っています。

コープは、100%リサイクルペーパーで、ゴミになる芯がないトイレットペーパー「コアノン」を作り続けています。毎日の利用が、限りのある資源の保全につながります。

100%リサイクルペーパーで作っています

「『え! このトイレットペーパー、こんなに長持ちするの?!』初めて使った方がよくおっしゃることです」と笑顔で話すのは、静岡県富士宮市にある、マスコー製紙株式会社の増田明彦代表取締役社長。

「コアノン」は一般的なシングル1ロール60mの2倍以上の長さの130mあり、ぎゅっと凝縮して巻いているトイレットペーパー。長く使え、取り替え頻度、収納スペースは約2分の1です。

使用済みのコピー用紙や印刷物、牛乳パックなどを利用して、100%リサイクルペーパーで作っています。芯をなくすことで、さらにゴミ捨ての手間と、資源の無駄をなくしました。
加えて紙幅は105mmと、一般的な紙幅114mmに比べて少し狭く作っています。9mm狭く作ることで使用感は変わらず、原材料の節約につながります。

マスコー製紙株式会社 増田明彦さん、増田広和さん、高山雄太さんの写真

写真中央が話を聞かせてくれたマスコー製紙株式会社 代表取締役社長 増田明彦さん、右は代表取締役専務 増田広和さん。左は東京事務所の高山雄太さん

「芯のないトイレットペーパーを使いたい」

はじまりは1982年。ホテルなどの業務用ペーパーで紙芯のないものを見た組合員の方からの、「紙芯のない家庭用トイレットペーパーがあったら良いのに」という声を受け、コープこうべ(当時の灘神戸生協)が商品化し、「コアノンロール」が誕生しました。現在はマスコー製紙を含めた7社が同じ形状で製造し、全国の組合員の皆さんに届けています。今年35周年を迎えました。

当初は専用の芯棒が必要な細穴タイプのみでしたが、1992年には、家庭用のトイレットペーパーホルダーで使える太穴の「ワンタッチコアノン」が発売になりました。

細穴タイプと太穴タイプの写真

左が細穴タイプ、右が太穴タイプです。細穴タイプには専用の芯棒が必要です。ご利用の方は、担当・店舗職員までお申し付けください。

紙芯を使わずに芯を作る

マスコー製紙は、1997年から製造に加わりました。増田明彦さんはこう話します。
「芯の穴の部分をうまく作るのがずっと一番の課題です。穴の部分が途中でつぶれず、芯の役割を果たしている最後の部分まで使い切れるように作りたいと、試行錯誤しました」

マスコー製紙では、さらに改善するための研究を重ね、水と保湿液(油分)を混ぜた噴霧液を吹きかけた鉄の棒に紙を巻き付けて引き抜き、穴を作ることで、中心部分が紙芯代わりの強度を保ちながらも、最後までやわらかく使い切れるようになりました。

「さらにやわらかくしてほしい」

2013年には「さらにやわらかくしてほしい」という声を受けて、「やわらか化」を実現。
紙に凹凸を付けてやわらかくしつつ、最後まで使えるようにするのは至難の業です。やわらかさが重要視されるティッシュペーパーを作る技術があったからこそ、ソフトな肌触りにできた、と増田明彦さんは話します。

「トイレットペーパーは、再利用のできない紙ですから再生紙で作ったほうがいい。環境に良いから使ってほしいという気持ちが一番です」と話してくれました。毎日使うものだから環境に良いものを。ぜひ生活に取り入れていただきたいコープの商品です。

エコマークの画像

エコマーク
~地球環境に配慮した商品です~

生産から廃棄を通して環境への負荷が少なく、環境保全に役立つと認められた商品である証です。

コアノンができるまで

1 原料とする紙パックは、直径4.5mの大きなミキサーで粉々に溶かします(写真2ページ上段)。紙と表面のフィルム部分を分けると真っ白な紙に(写真1)。コピー用紙は特殊な泡でインクを取り除くなど、紙の種類によって分けて洗浄し、繊維1本1本にほぐして使用できる状態にします。

フィルム部分をはがした場合とはがしていない場合の比較

2 水分を含んだ紙を機械ですき、巻き取って、トイレットペーパーのおばけのように巨大なコアノンの原紙「ジャンボロール」にします(写真2)。幅1.43m、長さは1万7千mあります。

ジャンボロールの写真

3 ジャンボロールをコアノンの長さ、130mに再び巻き取ります(写真3)。噴霧液を吹きかけた鉄の棒に紙を巻き付けて作ることで、芯がなくても中心部分の強度を維持しています。

フィルム部分をはがした場合とはがしていない場合の比較

4 2時間以上乾燥させてからコアノンの紙幅にカットして、6個1組で包装し、検品・出荷用に箱詰めをして完成です。

牛乳パックを集めよう!

牛乳を飲むご家庭の方は、
ぜひ紙パックをリサイクルに
出してください!

牛乳を飲むご家庭の方は、
ぜひ紙パックをリサイクルに
出してください!

丈夫で白いトイレットペーパーを作るには、牛乳パックなどの紙パックが一定量必要です。しかし近年、紙パックの収集量が減少しています。マスコー製紙では、牛乳などの消費量が多い夏に冬の分をストックしておくなど工夫して、紙パックを確保しています。

飲料用の紙パックは、中をきれいにすすぎ、切り開いて、完全に乾かしてください。そして、店頭の回収ボックスに入れていただくか、宅配の担当者にお渡しください。

牛乳パックのイラスト
  • 牛乳、ジュース、酒のパックなど。内側にアルミが付いているものや、キャップ付きのパックも回収できます。キャップは外してお出しください。

【広報誌2018年10月号より】