ごあいさつ

コープながの理事長 太田 栄一の写真

コープながの理事長
太田 栄一

日頃から、コープながのの活動と事業にご支援、ご協力を賜り、心より御礼を申し上げます。

長引くロシアによる軍事侵攻や昨今のエネルギー・物価の高騰は、世界の分断を深め、コロナ禍で疲弊した経済やくらしを直撃しています。そして、格差や貧困、孤立など社会的課題はより深刻化するとともに、生協の事業や活動にも影響を及ぼしています。

こうした厳しい情勢の中でも2022年度は、組合員のみなさまのご支援、お取引先のご協力や職員の奮闘に支えられ、移動店舗2号車の導入や「くらし応援キャンペーン」の実施などをすすめることができました。組合員とのさまざまな取り組みでは、屋外をはじめ自宅で参加・体験できる企画、Web企画の充実など、感染症に留意しながらも多様な企画を推進しました。また、「ハッピーミルクプロジェクト」など商品利用を通じた社会貢献活動や「ウクライナ緊急支援募金」、「トルコ・シリア地震災害緊急支援募金」などにも、多くのご賛同をいただきました。ご支援をいただきましたみなさまに、心より感謝を申し上げます。

社会は、コロナとの共生へと進みつつあります。コロナ禍で普及したデジタル技術は、今後も社会に新たな価値を提供することでしょう。コープもこうした技術を積極的に学び、さらに事業や活動の充実を図るとともに、デジタル環境にアクセスできない方、苦手な方への配慮も忘れずにいたいと思います。

昨年9月、コープながのは創立30年を迎えました。「ありがとう!コープながの30年」をテーマに実施したさまざまな企画を通じて、“協同”することの尊さ、大切さをあらためて実感することができました。
これからも「ともにはぐくむ くらしと未来」の理念のもと、「未来へつなごう」をスローガンに、くらしに寄り添い、“平和”で“持続可能な社会”の実現と「誰からも頼られる生協」を目指して歩んで参ります。
みなさまのご支援とご協力をお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

生活協同組合コープながの
代表理事 理事長 太田 栄一