理事長 丸山より 新年のごあいさつを申し上げますお知らせ

2025年1月 1日

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謹んで新年のお慶びを申し上げます。

昨年の11日、能登半島地震が発生し、多くの方が被災されました。復旧の遅れが懸念される中、9月には豪雨が被災地を襲い深刻な被害となっています。被災された方々に心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。組合員の皆さんには、緊急募金として多くの温かいお気持ちをお寄せいただき、あらためて御礼を申し上げます。今後も、人的派遣などを含め、被災者の皆さんに寄り添い、復旧、復興に向け、ともに歩んでまいります。

昨年は、世界各地域で紛争が激化し、地震・異常気象による自然災害の多発などにより、私たちの暮らしを取り巻く環境は更に厳しさを増しています。特に物価高騰による食品の値上がりは家計を直撃しています。環境悪化、人口減少・高齢化、貧困・格差の拡大、人権問題など、多くの社会的課題が引き続き顕在化した年でした。

また、8月から10月にかけ、ご注文いただいたお米をお届けできない状況となり、大変なご迷惑をおかけしました。深くお詫び申し上げます。

こうした中、安さにチャレンジ「くらし応援キャンペーン」の実施、お買い物支援の取り組み「お買い物サポートカー」の運行開始、たすけあい共済「お誕生前申し込み」スタート、福祉事業の浸透「生協10の基本ケア」学習会、身近なくらしから平和を考える「ピースアクションinヒロシマ・ナガサキ、沖縄戦跡・基地めぐり」への参加など、組合員の願いをかたちにする事業とさまざまな取り組みをすすめてまいりました。また、「日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)」がノーベル平和賞を受賞されたことは、私たちにとって大きな励みになりました。2025年は被爆・戦後80年を迎えます。これからも核兵器のない世界の実現に向けて、全国の生協とともにより一層の取り組みをすすめてまいります。

2025年は、国連が宣言した国際協同組合年となります。不確実な時代だからこそ、コープながのは、ビジョン2035『食べるしあわせ、自分らしいくらし「ともに」の力で、笑顔のあしたを』の実現に向け、あらためて、協同組合の価値を深め合い、組合員、職員、地域に広げる取り組みを、楽しく、元気にすすめてまいります。「ともに」未来への一歩を!!

この1年が皆様にとって実り多き年になりますようお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。

生活協同組合コープながの
代表理事 理事長 丸山 辰明

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