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殺菌・検査ふたをして密封してから規定時間殺菌し(写真G)、徐々に冷却します。賞味期限を印字した筒状の商品ラベルをはめ、熱を加えて収縮させます。ふたは密封性は確保しつつ、開けられないほどきつくならないようにセットしています。すべての商品の重量を検査します。また、1時間に1回の抜き取り検査で、温度、重量、ふたの閉まり具合をチェックします(H)検品・箱詰め目視で検品しながら箱詰めします(写真I)。賞味期限が正しく印字されているか、ラベルの状態がきれいかなどを見ています。箱詰め後、封をする前に熟練の担当者が、目視でふたに傷やへこみがないかの最終確認と、打検棒を使って手に伝わる感覚と音で密封性を検査(打検)しています(J)瓶の準備・充じゅうてん填なめ茸を入れる瓶を空気で洗瓶した後、割れや気泡がないかをチェックします(写真E)。冷たい瓶にあたたかいなめ茸を入れると割れる可能性があるため、瓶をあたためます。充填機で規定量充填し(F)、金属検査・重量検査をします10ページで、レシピをご紹介今回ご紹介した商品はこちら!長野県産うす塩なめ茸120g固形分60%)宅配:11月2回、12月1回に取り扱う予定です店舗:全店で取り扱っていますす。担当者がこの時点で決められた糖度かどうかを確認します。同時に品質管理課もチェックします」このほかにも、空瓶に異常がないかのチェック(検瓶)、2回の金属検査と2回の重量検査、完成した商品の検品、金属の棒(打検棒)で完成した商品のふたを軽くたたき、音と手に伝わる感覚で密封性を確認する検査と、工程ごとに検査をして確実な商品を製造しています。「ここで働く皆さんができるだけ良い環境で仕事をすることが、良い商品づくりにつながると思います。思っていることを言いやすいように、朝礼・コミュニケーションは大事にしています。食べてくださる組合員の皆さんから『おいしかった!』とお声をいただくのがやはり一番うれしいですね。これからも、長野県産・国産の原材料を大切に、安全で安心できる良質な商品づくりに邁まいしん進していきます」と笑顔。丸山さんもこの商品が大好きです。「私はしょうゆの代わりに豆腐にのせてそのまま食べたり、みその代わりに切ったきゅうりにのせて食べたり調味料感覚でよく使っています。たまご焼きに入れてもおいしいですし、フランスパンになめ茸とチーズをのせてトーストしても、きっとおいしいんじゃないかな」と話していました。アイデア次第でさまざまなお料理に活用もできる「CO・OP長野県産うす塩なめ茸」、賞味期限は18カ月と長期保存も可能です。食卓のレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。03