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まるごとフルーツストロベリー製造の流れ解凍・選果加熱濃縮・加熱殺菌じゅうてん填・充キャッピング殺菌・検査・ラベリング日本に冷凍状態で届いたいちごの濃縮白ぶどう果汁漬けを、解凍機で溶かすところから製造は始まります。解凍したら選果台で異物やへた、かたい部分などがないかを確認し、あれば取り除きます(写真A)。真空釜で加熱濃縮します。真空状態だと沸点が60度まで下がり、低温で濃縮でき、香味が飛ばず鮮やかな仕上がりになります。その後加熱し殺菌します。担当者が糖度を測定します(写真B)。充填機で熱いまま充填して(写真C)、ふたをしながらビンの中の酸素を除去し炭酸ガスに置き換えることで、色や味が落ちる原因になる褐かっぺん変を防ぎます。ビンを高温で殺菌した後徐々に冷やし、かびの発生を防ぐため真空度検査をしてから乾かし、光を当てて中身に異物がないかを目視検査します(写真D)。ラベルを貼って未開封の印であるキャップシールをして箱詰めされます。同時に真空釜1個につき1本ずつの商品を抜き取り、品質検査室で、かたさ(塗りやすさ)、粘度、pH、糖度の検査をして(写真E)合格判定が出てから出荷されます。なす赤でっご真ちでいま中コープクオリティとは今回ご紹介した商品はこちら!まるごとフルーツストロベリー宅配:5月3回に取り扱う予定です。店舗:一部店舗を除いて取り扱っています。こちらもどうぞ!まるごとフルーツブルーベリー濃厚な北米産野生種ワイルドブルーベリーと、大粒の北米産カルチベイトをほどよくブレンドして、つぶつぶ感とブルーベリーらしい甘酸っぱい酸味と濃厚感を堪能できるように仕上げました。チーズケーキ、ヨーグルト、アイスクリームに合います。まるごとフルーツマーマレードネーブルオレンジに、夏みかん、グレープフルーツをブレンドして味のバランスを取り、甘味・酸味・苦味が絶妙にマッチングするように仕上げました。食パンやフランスパンをトーストにしてバターと一緒に塗るのがおすすめです。◆この記事は、現地を訪問せずに作成しています。❶原料や製造方法などおいしさの理由が明らか❷他の商品との違いが明確❸100人規模の組合員モニターの8割以上がおいしいと評価この商品は2015年3月に実施した組合員テストで、82.7%の組合員の皆さんが「おいしい」と回答してくださいました。あまりおいしくない16.3%おいしくない1.0%82.7%が「おいしい」と回答!おいしい45.2%ややおいしい37.5%人数=104加工済みの原材料がチリから届いたら、三木工場で選果の工程を経て、真空釜で加熱濃縮します。「真空状態で加熱すると沸点が下がります。低温で濃縮するといちごの鮮やかさと香味が飛ばないんですよ」と藤本さんは教えてくれました。「おいしい」という笑顔が見たいから株式会社スドージャムがコープ商2年前の品を作り始めたのは今から51970年のこと。コロナ禍以前、藤本さんは世界中の原料産地を訪問し実際に畑を見て、おいしくて、品質が良く、低価格な果物を探し続けてきました。良い果物を見つけると現地で実際にジャムやスプレッドを作ってみて、おいしい商品を開発することに情熱を注いできたといいます。「組合員の皆さまの声を反映していろいろな商品を開発してきました。今はコロナ禍で新たな原材料を探しに行けないのがつらいですが、今後も、皆さまの要望に応えられるよう、より安全で安心な生産、高品質な商品の開発で、『おいしい笑顔』になっていただけるよう取り組んでいきます」と最後に話してくれました。果実と濃縮白ぶどう果汁の甘さだけで仕上げた「CO・OPまるごとフルーツ」シリーズ。ぜいたくにぎっしり詰まった果物のおいしさを、ぜひお楽しみください。03