コープながのの広報誌「Socia(ソシア)」2025年月号

コープながのの組合員広報誌「Socia(ソシア)」をご紹介します。生活協同組合コープながの


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2025ピースアクションinヒロシマ・ナガサキ「子ども平和会議」参加報告コープながのは、未来の担い手である子どもたちに、平和について学び、考える機会にしてほしいとの願いを込め、“ピースアクションinヒロシマ・ナガサキ※”連携企画「子ども平和会議」へ2人のお子さんを代表派遣しました。代表2人は6月に、事前学習として、松代大本営象山地下壕を見学、地域の戦争の歴史を学び、8月、広島にて開催された会議に臨みました。会議では、「戦争や核兵器の使用など、争いごとをなくすために私たちができること」をテーマに子どもたちが話し合いました。8月30日(土)に開催したコープながのの報告会では、子ども平和会議に参加した久保陽愛さん(中1)、森泉絃太さん(小6)が、今回学んだことを丸山理事長に報告しました。その様子をご紹介します。※被爆体験の継承や核兵器のない世界への思いを共有する場として、広島県生協連・長崎県生協連と、日本生協連が毎年開催している平和企画です。平和への思いを込めた「アピール文」をご覧ください「子ども平和会議」で子どもたちが話し合った内容は、会議で議長を務めた広島県・長崎県の高校生たちが、「アピール文」としてまとめ、ピースアクションinヒロシマ・ナガサキのステージイベント「虹のひろば」にて発表しました。特設サイトで公開されている虹のひろばのLIVE配信(アーカイブ)からアピール文の全文をご覧いただけます。久保陽愛さん森泉絃太さん子ども平和会議の話し合いで「平和とはなんだろう?」という話題がありました。私が考える「平和」は、笑顔あふれる普段の日常です。平和なくらしを守るために大切なのは、戦争の記憶を発信し、伝えていくことだと思います。戦争の記憶が風化すれば、戦争の恐ろしさを知る人がいなくなり、また戦争が起きて、罪のない人の命が奪われてしまいます。戦争がなくなっただけでは「平和」とはいえないかもしれません。それでも多くの人を傷つける戦争は、なくなってほしいと思います。広島では、会議のほかにも平和記念公園内の碑めぐりをしたり、平和記念資料館に行ったり、被爆者の方のお話を聞いたりする機会がありました。平和祈念式典も見学し、子ども代表のスピーチの「戦争をとめる手助けになるような、平和の架け橋になりたい」という言葉が心に残りました。原爆について学習する中で、原爆の怖さや悲惨さを知り、戦争は絶対にやってはいけないことだ、という気持ちになりました。僕も自分で考え、平和を作っていく一員になりたいと思いました。2人の発表を聞いて丸山理事長とても多くの学びがあったのだとわかるすばらしい発表でした。森泉さんの「平和を作っていく一員に」という言葉はとてもうれしく感じましたし、久保さんは広島から戻ったあと、今世界で起きている戦争にも目を向け、新聞を読んで考えを深めたそうで、そのことにも感銘を受けました。今回2人は広島で、原爆による被害を学びましたが、それにつながる戦争の歴史はとても複雑で、いろいろな側面があります。さらに学びを広げてほしいと思います。広報誌Sociaソシア2025年11月号(第516号)発行/生活協同組合コープながの編集/コープながの総合企画室〒388-8555長野市篠ノ井御幣川668TEL.026(261)1223FAX026(261)1219ホームページ/https://nagano.coopnet.or.jp/宅配では、お届けしている全てのカタログを回収し、リサイクルしています。ご不要の場合は、担当者に渡すか配達器材に入れてお戻しください。


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