コープながのからのお知らせ お知らせ

2015年02月09日

『安全な食べものってなんだろう』食の安全学習会を開催しました

karui.jpg 1月20日(火)の佐久勤労者福祉センター、2月2日(月)の諏訪湖ハイツ(岡谷市)の2会場で、畝山智香子さん(国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部第三室長)を講師に迎えた食の安全学習会『安全な食べものってなんだろう』を開催しました。


 畝山さんは「食品」について、人類が生きるために長期間食べて人体実験してきたもので、すぐに有害ではないとわかっているものだが、その多くは"未知の化学物質のかたまり"であると話されました。
そして、もともと食品には膨大なリスクがあること、そのリスクを『リスク分析』というツールを使うこと(食品安全委員会等)で食品の安全性を確保していることを説明されました。
 

 また、一般の消費者の食品に対するイメージは基本的に"安全"であり、たまたま食中毒が発生したり添加物、残留農薬などが検出されるというものだが、食品リスク研究者の食品に対するイメージは、添加物や残留農薬などよりも未知の化学物質のかたまりであることからグレーと考えているといった「考え方の違い」についても話されました。

 続いて、食品添加物や残留農薬、カビ毒、魚中メチル水銀、カドミウムなどのADI(1日許容摂取量)と考え方、
ジャガイモの芽や玉ねぎなど野菜や果物が本来持っている毒性のことなどについてわかりやすく説明されました。

 

 畝山さんは、「健康食品」について、栄養バランスとリスクバランスの話をされ、医師の処方によるものでなければ、
特定の栄養素を特定の食品から摂ることは避けたほうが良いと述べました。また、健康を手に入れるのに必要なものはサプリメントやトクホではなく、栄養バランスの取れた食事と飲むべきものは "水"、とるべきものは"休息"であると説明されました。
 

 そして、食品はそれ自体が複合品なので、医薬品と健康食品を重ねて摂ると良くないとも話されました。
学習会の最後に、「私たちは"リスク分散"のために、その季節のおいしいものや旬のものを摂り、多様な食品によるバランスのとれた食生活をすることが大切です」と結ばれました。

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