コープながのからのお知らせ お知らせ

2014年12月19日

理事2名が平和と人権について高校で講演をしました

 全体3.jpg12月11日(木)長野県丸子修学館高等学校(上田市)において、3年生252名を対象とした「人権平和教育授業」が開催されました。
講師として、コープながのの両澤増枝理事と縣 美智子理事が招かれ、「過去から未来へ、平和を守るための活動について」をテーマに講演しました。
 はじめに両澤理事は、マララ・ユスフザイさん(パキスタン出身・17歳)が2014年度ノーベル平和賞を受賞した際のスピーチについて宗教問題や社会情勢を含めて紹介しました。
「世界では、いまだに5700万人もの子供たちが教育を受けられず小学校にすら通えていません。私は全ての子供たちが学校に通い、教育を受ける姿を見たいのです。私は、児童労働や人身売買に苦しめられている声を上げられない子どもたちのために語り、ともに立ち上がり、自分たちの想いを伝えようという彼らの運動に加わります」等のマララさんの言葉を翻訳し、世界の子どもの教育と人権に関する状況を含めて、高校生の心に響くように説明しました。


 続いて縣理事が、コープながのが取り組む社会貢献事業の縣理事.jpg「ハッピーミルクプロジェクト(コープマークの牛乳1本購入につき1円をユニセフに寄付)」について映像を交えて報告し、ユニセフの指定募金として2008年からの6年間支援した、アフリカ・モザンビーク共和国の"栄養改善プログラム"によって子どもの死亡率が大きく改善したことを説明しました。
また、現地の保健員による食育(食事づくりから始まる様々な栄養改善の取り組み)や、子ども自身がラジオのディスクジョッキーを務めて"子どもの権利"に関する情報を提供する活動など、縣理事がモザンビーク共和国を視察した際に撮った写真を見せながら報告しました。
中でも「安全な水や成長に必要な栄養を得て、健やかに成長したり、教育を受けたり、休んだり、遊んだりする、そんな私たちから見ればごくあたり前の"権利"とも意識していないようなことが保障されない子どもたちがたくさんいる」という説明について、生徒たちは印象を深く持ったようです。
 縣理事は、2014年度からのハッピーミルクプロジェクトによる支援先を、ユニセフと協議の上で、乳児死亡率が世界で2番目に高いシエラレオネ共和国としたことを報告するとともに、外国へ渡航した経験から人と人とのコミュニケーションの大切さを述べて、「世界がきっと広がる」からと会場の生徒たちに英語の習熟を勧めました。

 続いて両澤理事が、「生徒の皆さん一人ひとりにできることを考えていただきたい」と呼びかけて、コープながのの様々な社会貢献の取り組み例を映像で報告しました。
両沢理事3.jpg はじめに、県内に27万人の組合員がいるコープながのをはじめとする協同組合は、
19世紀にイギリスのロッチデールという町で誕生し、現在では世界96カ国10億人を超える世界最大のNGOであることを説明しました。

そして、コープながのの理念に沿った社会貢献活動の中でも国際貢献に関する取り組みを報告し、生徒に世界的な視野を持つことの大切さを訴えました。自分たちが普段飲んでいるコーヒーを例に挙げながら、環境問題の改善や開発途上国の公正貿易を目指すフェアトレード商品の利用推進を行っていることについて説明した時には、映像にくぎ付けになる生徒もいました。
 さらに両澤理事は、コープながのが書き損じハガキ等を集めて換金して貧困に苦しむ国を支援する国際NGO"ハンガーフリーワールド"へ協力していることや、5年ごとにニューヨークで開催されるNPT(核不拡散条約)再検討会議と核兵器廃絶を目指す運動に取り組んでいることを説明しました。

 最後に両澤理事は「皆さんにはマララさんのように声を上げていただきたい。大切なことは学ぶことであり、自分にできることを考えること、諦めないことです。世界中の人々の一歩が集まれば、世界はきっと変わります。コープはそういった一歩を応援し、見守っていきます。」と生徒にエールを贈りました。
 
 生徒代表がお礼の言葉とともに「コープながのの車両は見かけることも多く、食品を運んでいるだけと思っていたが国際貢献活動を行っていることを知った。モザンビークなど世界の中には今の自分には考えられないような生活を送る人たちがいて、同じ人として生まれてきて、こんなに違う生き方を送っているのかと衝撃的でした。私も、世界に目を向けられるようになりたいと思います」と感想を述べてくれました。
この後、生徒たちはこの講演で学んだことを基に、平和や人権に対する自分たちの考えや想いをまとめる授業時間を持ったとのことで、2人の理事の講演が丸子修学館高校の人権平和教育への貢献につながりました。

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