地域社会や暮らしに貢献する責任

コープながのは事業と活動を通してくらし・地域・社会に貢献する取り組みを進め、地域社会の一員としての責任を果たしています。

被災地に寄り添う継続的な支援

組合員の協力により、東日本大震災並びに長野県内で発生した自然災害について、被災地に寄り添う支援活動を継続しました。コープネットグループとともに、『東日本大震災復興支援募金』をホームページ・組合員広報紙・機関誌で、被災地産品の紹介企画『買って応援! 食べて応援!』の取り組みを商品カタログで、組合員に幅広く呼び掛けました。東北の被災3県へ代表派遣を行って被災地の現状を組合員に伝えました。特に、福島県への被災地支援では、仮設住宅で開催されている『ふれあいサロン』へ、手作りの“信州だより”と長野県の銘菓を毎月送りました。また、報道写真パネル“福島の記録”を福島民報社から借り、県内3カ所で展覧会を実施しました。長野県北部地震、御嶽山噴火、長野県神城断層地震の被災自治体とコミュニケーションを取る中で、イベントや店舗のコーナーで被災地の現状報告や観光情報の発信に協力し、産品を販売する場を用意して応援しました。

被災地の仮設住宅で開催されている「ふれあいサロン」の参加者

被災地の仮設住宅で開催されている「ふれあいサロン」

機関誌Sociaの「ぷちとりっぷ信州」コーナーで観光の紹介を行っている記事

機関誌Sociaの「ぷちとりっぷ信州」のコーナーで観光紹介を行いました

行政とのパートナーシップ

コープながのは長野県内最大の消費者団体として、食の安全・安心、消費者問題、環境問題、子育て・食育、高齢社会問題など、長野県や市町村行政とさまざまな分野で協働・交流を深めました。

首長訪問と協定締結

理事長並びに組合員理事が県内の行政首長を訪問し、“地域での高齢者の見守り”や“買物弱者問題”、“子育て支援”を中心に懇談しました。社会貢献的側面をはじめとするコープながのの活動への理解を深めてもらう中、地域の見守り活動に関する協定では、宮田村・喬木村と協定を結びました。また、災害時の応急生活物資供給に関する協定を2015年度に喬木村と締結しました。

首長表敬訪問で飯島町下平洋一町長との懇談している様子

首長表敬訪問。写真は飯島町下平洋一町長との懇談

2015年度 首長訪問

2015年度に首長訪問した場所の地図

行政の各機関への参加・協力

理事や職員が、長野県をはじめ市町村行政の審議会など各機関に参加して、消費者行政課題の推進に協力しました。国土交通省北陸地方整備局・長野県等が主催する「平成27年度千曲川・犀川総合水防演習」の中の救援物資輸送演習に参加して、地域防災力の向上と関係機関の連携強化に努めました。

救援物資を被災地等へ輸送することを想定した訓練の様子

救援物資を被災地等へ輸送することを想定した訓練

行政等の各会議への参加

理事・職員が参加した会議
長野県中小企業振興審議会
長野県農業試験場外部評価委員会
長野県農業普及活動外部評価委員会
長野県男女共同参画推進県民会議
長野県環境保全外部評価委員
長野県消費生活審議会委員
長野県環境審議会
長野県行政機構審議会
長野県総合政策審議会作業部会員
長野県温暖化対策商業施設協議会
信州豊かな環境づくり県民会議
信州の畑を耕そう!連絡会議
信州くらしの支え合いネットワーク
信州省エネ住宅普及促進協議会
飯山市廃棄物減量等推進協議会
長野市廃棄物減量等推進協議会
長野市地域温暖化防止連絡調整会議
ながの環境パートナーシップ会議
長野市食品安全懇話会
長野市総合計画審議会
長野市社会福祉協議会
安曇野環境市民ネットワーク
松本市消費者団体連絡協議会
松本市買い物袋持参運動推進市民の会
松本市地産地消推進会議
「クリーン塩尻」推進連絡会議
飯田市消費者問題協議会

行政機関への要請書・意見書等の提出

長野県・長野市のリスクコミュニケーションに意見提出を行い、食の安全等に関わる前向きな回答を得ることができました。国の重要政策課題に関する要請・意見を、コープネットグループ7生協の理事長連名やコープながの理事長名で提出するとともに、広報紙やホームページを使って組合員にも広く情報提供しました。

行政機関への要請書・意見書・声明文

提出した要請書・意見書等 宛先 送付日
第4次長野県男女共同参画計画の策定について(中間取りまとめ) 長野県県民文化部 2015年8月10日
第4次長野県男女共同参画計画(案)に対する意見 長野県県民文化部 2016年1月26日
平成28年度長野県食品衛生監視指導計画(案)に対する意見 長野県健康福祉部 2016年2月16日
長野県子どもの貧困対策推進計画(案)に対する意見 長野県県民文化部 2016年2月29日
平成28年度長野市食品衛生監視指導計画(案)に対する意見 長野市保健所 2015年2月29日
長期エネルギー需給見通し(エネルギーミックス)に対する意見
(コープネットグループ7生協理事長連名)
資源エネルギー庁・総合政策課 2015年6月25日
安保法制関連法案の今国会での廃案を求める意見書
(コープネットグループ7生協理事長連名)
安倍晋三
内閣総理大臣
2015年7月18日
安保保障関連法案の採決に対し、強く抗議します
(コープネットグループ7生協理事長連名)
安倍晋三
内閣総理大臣
2015年9月23日
第3次食育推進基本計画骨子に対する意見
(コープネットグループ7生協理事長連名)
内閣府食育推進室 2016年1月18日
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地域社会への貢献・諸団体との協同

幼稚園・保育園の交通安全教室

コープデリ宅配事業部並びに宅配センターでは、県内各地の幼稚園や保育園の保護者会などの「交通安全教室」の開催に協力しています。横断歩道の渡り方、トラックの運転席へ乗車しての死角確認体験、シートベルト装着の重要性など、子どもたちと保護者が楽しみながら交通ルールを守ることの大切さを学びました。

寸劇を交えながら子どもたちに説明している様子

寸劇を交えながら子どもたちに説明

会場 開催日 参加数
(保護者含む)
(諏訪市)長野県福祉大学校保育実習室 10月7日(水) 83人
(駒ヶ根市)桜ヶ丘保育園 10月29日(木) 100人

中学生・特別支援学校生・高校生の職場体験、小学校の社会科見学等の受け入れ

コープデリ宅配センターと店舗では、中学・高校や特別支援学校からの依頼にお応えして、職場体験(実習)活動に協力しています。社会性や勤労観、職業観を身に付けてもらうことが目的です。また、店舗では小学生の商流学習や見学も受け入れています。

交通安全教室の開催に協力した職員の写真と感想

法律相談

コープながのの顧問弁護士(長野第一法律事務所・武田芳彦弁護士)による、悩み事等の解決に向けた無料法律相談サービスを行っています。コープ長野稲里店に設置した相談室での相談件数は49件となりました。また、「コープながの法律相談無料電話ガイド」には県内全域から75件の相談があり、必要な事例には相談者の居住近隣の弁護士事務所を紹介して問題解決につなげました。

講師派遣

長野県丸子修学館高等学校の3年生256人を対象とした『平和・人権教育講演会』(12月3日)の講師として、コープながのから理事2名を派遣しました。「過去から未来へ平和を守るための活動について」をテーマに、ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんの言葉や、アフリカの社会情勢とコープの商品利用による国際貢献について報告し、18歳で選挙権を持つこととなる次世代を担う若者たちに、平和や命と人権の大切さ、協同組合に対する理解を深めてもらいました。

派遣された理事2名が高等学校で講演をしている様子

高校生の心に響いた講演会

矯正展

コープ安曇野豊科店において、松本少年刑務所主催の「矯正展(2016年3月4日(金)~8日(火)」を開催し、入所者の手作り工芸品などの即売に協力しました。

諸団体との協同と支援の取り組み

長野県協同組合フェスティバル

コープながのを含む長野県内の生協や農協、漁協、森林組合を中心とした協同組織が実行委員会を作り、安曇野スイス村サンモリッツで開催しました。36団体50企業の出店があり2,500人が来場しました。

長野県協同組合フェスティバルに出店した様子

理念を共有する組織が力を合わせて開催しました

NPO法人信州フォレストワーク、NPO法人森倶楽部21

森林の里親契約をコープながのと結んでいる2つのNPO法人と、それぞれ「やま仕事体験」を企画して組合員に呼びかけ、森林保全活動に取り組みました。環境月間(6月度)の売り上げなどから、2法人に活動資金援助を行いました。

NPO法人フードバンク信州

宅配センターなどの防災備品として備蓄しているアルファ米(非常用乾燥米)の入れ替えの際に、3,000食をフードバンク信州に寄付して県内の生活困窮家庭や生活就労センターなどでの緊急支援に有効活用してもらいました。

食品ロスの削減と生活困窮者に無償で提供していただけるよう寄付した様子

食品ロスの削減と生活困窮者に無償で提供していただけるよう寄付しました

第5回長野きずな村

年末の生活困窮者支援の取り組みとして行われた、第5回長野きずな村に即席めん200食を寄付しました。

白馬村ローラースキーフェスティバル

第1回白馬村ローラースキーフェスティバル2015及び、同夏季キャンプの開催において、選手用の飲料・食材について支援しました。

商品の利用を通じた社会貢献

コープネットグループでは生き物を育む自然環境の保全や国際貢献につながるプロジェクトを実施し、商品を購入することで組合員が参加しています。

佐渡トキ応援お米プロジェクト

トキの野性復帰と生き物を育む生態系の保全・再生につなげるため、「CO・OP 新潟佐渡コシヒカリ」を対象として、1kg につき1円を「佐渡市トキ環境整備基金」に寄付しています。

トキの写真

(ちゅ)ら島応援もずくプロジェクト

沖縄県伊平屋島産の「もずく」を使ったコープ商品を購入すると、1点につき1円を「美ら島応援基金」に積み立て、伊平屋島の産業を支援すると同時に自然環境保護に役立てています。また、伊平屋島の「黒糖商品」1点購入につき2円を、同島の子どもたちのために村が設立した教育支援の基金へ寄付しています。

「美(ちゅ)ら島応援もずくプロジェクト」について詳しくはこちら
生産者交流の一環で海岸清掃を行っている様子

生産者交流の一環で海岸清掃を行いました

お米育ち豚プロジェクト

休耕田などを有効活用して飼料用の国産米を作り、田んぼを守るとともに出荷前の2カ月間に飼料米を配合した飼料を与える「お米育ち豚」を育てて、組合員の食卓にお肉を届けています。

「お米育ち豚プロジェクト」について詳しくはこちら
お米育ち豚のロゴ

ハッピーミルクプロジェクト・シエラレオネ

CO・OP マークのついた牛乳を購入することで、1本につき1円をユニセフの栄養支援プログラム(対象国:アフリカ・シエラレオネ共和国)へ寄付する国際貢献活動に取り組みました。2015年7月27日~ 8月30日及び10月26日~ 12月6日の期間にコープネットグループで利用された牛乳1,474万2,360本分(コープながのの1,239,738本含む)と個人募金(ポイントからの振り替え含む)を、公益財団法人日本ユニセフ協会へ送金しました。なお、エボラ出血熱が流行したシエラレオネ共和国に対しては、多くの死者が出たことから栄養支援プログラムを進めるためにも、まずエボラ出血熱対策の支援が必要として組合員に「エボラ出血熱流行国を支援するための募金(2015年7月27日~ 12月20日)」を呼び掛けました。コープながのの394,780円を含むコープネットグループ全体でお預かりした約625万円を、ユニセフを通じて送りました。

支援先の子どもの写真
「ハッピーミルクプロジェクト・シエラレオネ」について詳しくはこちら

“ユニセフ一般募金”“ユニセフお年玉募金”

世界の子どもたちの生命を守るために、2つのユニセフ募金を組合員に呼び掛け、公益財団法人日本ユニセフ協会へ送金しました。ユニセフが活動する世界150以上の国と地域で幅広く活用されます。

組合員にご協力いただいた募金の種類と送金額(単位:円)

募金名 募金額 送金額 送金日
バヌアツ自然災害緊急募金
(店舗の店頭募金)
654,264 654,264 2015年5月28日
エボラ出血熱対策緊急支援募金 387,900 387,900 2015年6月19日
ネパール地震救援募金 2,529,465 2,529,465 2015年9月18日
エボラ出血熱流行国を支援するための募金 485,680 485,680 2016年2月10日
ユニセフ一般募金・ユニセフお年玉募金 1,026,886 1,026,886 2016年4月20日
ハッピーミルクプロジェクト・シエラレオネ 41,979 41,979 2016年4月20日
4,476,678 4,476,678  
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ボルネオのみどりをつなごう「コープの洗剤環境寄付キャンペーン」

ボルネオ島ではパーム油を採るアブラヤシの広大な畑のために、貴重な野生生物が多く暮らす熱帯雨林が伐採され、保護区や保存林が分断されています。コープながのを含む多くの生協は、土地を購入して『コープの森』を作り、野生生物が熱帯雨林を行き来できるようにする「ボルネオ緑の回廊プロジェクト」に賛同し、コープの洗剤を購入すると1品1円をNPO 法人ボルネオ環境保全トラストジャパンへ寄付する取り組みを呼びかけました。2015年4月21日(火)~ 10月20日(火)までの6カ月間にコープながのを含む全国の生協組合員から278万3,252円が集まり寄付しました。

CO・OPコアノン スマイルスクールプロジェクト

コアノンロールなど、コープのトイレットペーパーを1パック購入すると、アフリカ・アンゴラ共和国の「子どもにやさしい学校づくり」のために1円が募金される日本生協連のプロジェクトです。コープながのはコープネットグループと共に参加しています。第5期(2014年11月1日~ 2015年10月31日)の募金額は1,111万2,962円となり日本ユニセフ協会へ寄付しました。現地の学校の給水施設の整備や教員の研修など、教育の場での環境改善に活用されます。

書き損じハガキ回収キャンペーン

コープながのは、国際協力NGO“ハンガーフリーワールド”が取り組んでいる家庭に眠っている書き損じハガキや商品券などの回収キャンペーンに賛同し、組合員への呼び掛けや回収用封筒の配布で協力しました。アフリカのブルキナファソやウガンダ、アジアではパキスタンなど、開発途上国の貧しい人々の自立支援のために活用されます。
「書き損じハガキ回収キャンペーン」について詳しくはこちら

温かい気持ちを集める募金の取り組み

自然災害関連およびその他の募金と送付先

取り組み内容 募金額 送金額 送金先・送金日
長野県神城断層地震
復興支援募金
64,988円 64,988円 長野県
2015年3月31日
東日本集中豪雨緊急募金 3,573,827円 2,324,927円 日本生協連
2015年12月20日
1,248,900円 茨城県常総市
2016年3月18日
盲導犬育成基金募金 79,336円
前年繰越含む
73,018円
次年度繰越金
6,318円
日本盲導犬協会
2015年8月20日
2016年3月18日
3,718,151円 3,718,151円  
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  • 本レポートは2015年度報告です。「平成28年熊本地震緊急募金」にお寄せいただいた3,500万円超の募金は、次年度レポートにて報告します。

東日本大震災復興支援募金

募金額 送金先及び内容 送金額
8,723,450円
(受付期間
2015年3月21日~2016年3月20日)
前年度繰越含む
被災地生協のボランティア活動支援 6,000,000円
“福島の子ども保養プロジェクト”へ 1,568,238円
東日本大震災応援企画(福島の記録展、銘菓提供他) 386,904円
次年度繰越金 768,308円
8,723,450円
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  • 受付期間外に募金された南木曽町土石流災害に対する支援募金と神城断層地震復興支援募金は、送金あて先の関係で東日本大震災復興支援募金に振り替えさせていただきました。