事業者としてのサスティナビリティと環境活動

コープながのは、コープデリグループの「環境基本政策」及び「温暖化防止自主行動計画」に基づき、低炭素社会・循環型社会の実現に向けて、地球温暖化防止と環境負荷軽減の取り組みを進めました。

事業としての省エネとCO2 抑制

コープながのは、温暖化防止自主行動計画で掲げた「2020年度までに事業におけるCO2排出量を2005年度比で15%削減」の2016年度の目標値を5,497,410kg-CO2としました。そして、職員の環境教育をはじめ、配達車両のアイドリングストップ車両への切り替えや、テレマティクスによる車両の運行状況の「見える化」を進めるとともに、施設の空調・冷蔵冷凍設備機器の新機種への交換を実施して削減に取り組みました。しかし、冬季の寒さの影響による電気と灯油の消費量の計画超過や、1万人近い組合員の加入によって配達先と配達車両等が増加し、それに伴う燃料使用量が増えたことなどを要因として、実績値5,543,272㎏ -CO2(達成率99.17%)となりました。
各事業所におけるさらなる車両の燃料抑制、空調温度の遵守、不要照明の消灯などの取り組みを強めていきます。また、クールビズ勤務期間を4月18日(月)~10月31日(月)に広げ、冷房の28℃設定の遵守とクールビズを積極的に推進しました。

コープデリ車両数と内容(2016年度)の表
コープデリのトラックの写真

フロン排出規制法への対応

コープデリ松本センターと塩尻要冷集品センターの、空調設備と冷蔵冷凍設備等のフロン使用機器を、代替フロン使用機器へ切り替えました。

事業者クラス分け評価制度

コープながのは2016年度、経済産業省資源エネルギー庁が省エネ法で事業者に提出を求めた定期報告により、S・A・B・C 4段階に分けられた「事業者クラス分け評価制度」でBクラス(省エネが停滞している事業者)に位置づけられました。

行政との連携

環境省の提唱する“Fun to Share”の賛同団体として登録して、期間を広げたりクールビズやウォームビズの実践などに努めたほか、長野県の“信州クールシェアスポット”“信州あったかシェアスポット”に、コープ長野稲里店、子育て応援センターきらきらきっず・いなさとのほっとるーむ稲里、コープ安曇野豊科店、ほっとるーむ豊科を登録し、組合員への電力ピーク需要時間帯の来店利用と節電について呼び掛けました。

Fun to Shareのマーク

循環型社会実現への取り組み

コープながのは、包材の無駄を省くなど事業活動から発生する廃棄物の抑制に努めています。また、商品提供に際して使用する資源物の回収リサイクルに取り組んで、環境負荷の低減に努めました。

資源回収リサイクル

コープながのを含むコープデリグループは、組合員の協力のもと宅配の配達時や、店舗に設置した回収ボックスを通じ、商品を提供した際に使用した資源物を回収しています。宅配では、各センターで集められた資源物を物流拠点である須坂グロサリー集品センターに集め、商品を納品したトラックでコープデリリサイクルセンターへ輸送しています。店舗では、一部資源物は地元の再資源化業者や福祉施設へ、ペットボトル・卵パック・ダンボールはリサイクルセンターへ、商品を納入したトラックで運搬しています。
効率的に集荷・集積することで、資源物の運搬の際に発生するCO2を削減しています。リサイクルで生まれ変わった様々な再生品の有効利用や、無駄を省いて天然資源を大切に使っていくことなど、広報媒体を使って組合員への情報提供を継続的に行いました。

商品カタログ・チラシの写真

商品カタログ・チラシ

卵パックの写真

卵パック

牛乳やお酒などのパックの写真

牛乳やお酒などのパック

店舗リサイクルBOXの写真

店舗リサイクルBOX

リサイクル実績(年度別動態)の一例の表
廃棄物総排出量のうちの再資源化率(年度別動態)の表

回収したものは、様々な再生品に生まれ変わっています

商品カタログは再生紙。飲料用 紙パックはトイレットペーパーなど。たまごパックはたまごパック、フルーツパックなど。お届け用ポリ袋はパレット、車の部品など。
商品カタログは再生紙。飲料用 紙パックはトイレットペーパーなど。たまごパックはたまごパック、フルーツパックなど。お届け用ポリ袋はパレット、車の部品など。

リサイクル実績

「2017年度 リサイクル回収実績報告」はこちら 「2016年度 リサイクル回収実績報告」はこちら

食品リサイクル

コープ長野稲里店とコープ安曇野豊科店で発生する、食品残さ等は、可能な限り飼料や肥料にリサイクルしています。農産の加工くずを中心とした生ごみは、各店の“生ごみ処理機”を使用しています。売れ残りや日切れで処分する食品、魚腸骨は飼料の原料に、廃食油はBDF(バイオディーゼル燃料)の原料等として、それぞれ業者に委託して再資源化しています。

食品リサイクル率(年度別動態)の表
店舗の生ごみ処理機の写真

店舗の生ごみ処理機(食品廃棄物の減量及び再資源化)

組合員とともに取り組んだ環境活動

みんなでエコライフ

コープながのは、地球温暖化を意識して生活する取り組みの総称を「みんなでエコライフ」としています。組合員一人ひとりが環境に配慮したくらしを意識できるよう情報提供を進めるとともに、夏季と冬季に組合員・職員へ「エコライフチェックシート」を使ったくらしの見直し活動を呼び掛けました。

エコライフチェック実施件数(シート返戻枚数)の表

また、家庭の省エネについて学び、参加者同士が経験や情報を交流する「省エネ教室」を4会場で開催し、組合員と一般市民あわせて47人が参加しました。通商産業省の一般財団法人省エネルギーセンターへの委託事業「省エネ・節電説明会」の講師派遣事業を活用しました。
小川村“絆の森”の間伐材を活用した8年目となる“森のクラフト教室”を4会場で開催し、組合員家族40組108人(大人70人、子ども38人)が参加しました。クラフトを通じて木に親しむとともに、暮らしと森がつながっていること、間伐材の活用を通じて森林資源や整備の大切さを意識することを目指しました。指導は、NPO法人信州フォレストワークに協力してもらい、長野県の“木育推進事業”の補助金から、講師料の助成を受けました。

機関誌Sociaで呼びかけたエコライフチェックの取り組み「考えてみませんか。地球の環境を守るため私たちにできること」

機関誌Sociaで呼びかけたエコライフチェックの取り組み「考えてみませんか。地球の環境を守るため私たちにできること」

森のクラフト教室の集合写真

杉の間伐材でベンチを製作

地球温暖化ストップと低炭素社会の実現及び原子力発電に頼らない暮らしを目指す取り組みの一環として、「緑のカーテンコンテスト」を開催し19点の応募がありました。カーテンとしての機能や冷房に使うエネルギー使用量を減らす経済的効果、観賞する癒しの効果等がありました。応募作品はホームページや広報紙で広く紹介しました。

2016年度緑のカーテンコンテスト 応募作品はこちら 緑のカーテン写真展2017 参加募集はこちら
緑のカーテンの写真

みごとな緑のカーテン

環境に配慮した商品の普及

国際的な環境表示や社会的に認知された基準を満たす認証商品を「環境配慮商品」として取り扱いました。

MSC認証

持続可能な環境に配慮した漁法で漁獲した水産物

MSC認証 海のエコラベルのマーク
MSC認証商品のイメージ

カーボンフットプリント(CFP)

生産から流通・消費・廃棄までのCO2排出量を見える化した商品

カーボンフットプリントのマーク
カーボンフットプリント表示商品のイメージ

エコマーク

商品のライフサイクル全体で環境負荷が少なく、環境保全に役立つと認定した商品

エコマーク
エコマーク表示商品のイメージ

FSC®認証

森林の環境保全に配慮し、経済的にも持続可能な森林管理のもとで生産された木材製品を使用したもの

FSCマーク
FSC認証商品のイメージ

JAS有機栽培

JAS有機栽培農産物を原材料に使用した商品

JAS有機栽マーク
JAS有機栽培商品のイメージ